遊雅堂のギャンブル依存症に対する自己規制ツールによるサポート
遊雅堂で提供されているサポートツールの自己規制は、強制的にプレイを制限するものでありギャンブル依存症対策としては有効だと思われます。
どのような規制項目があり、それをどうやって設定するのかなどを確認しておきます。
遊雅堂の自己規制ツールで設定できること
自己規制と言ってもいったいどういった項目の設定ができるのか、またどういう範囲で決めることができるのかなどを確認しておきたいと思います。
自己規制の設定項目
自己制限には種類があり、入金制限のように設定しても残高があればプレイできるものもあれば、ログインすらできなくなる厳しいものまであります。
ここでは遊雅堂での表示順と順番が違いますが、軽い設定と思われるものから記載しました。
1、入金制限
入金制限では、「毎月・毎週・毎日」という任意の単位で入金限度額や最大入金額を設定でき、設定した制限期間内にそれを上回る金額を入金しようとしても、メッセージが表示され入金することができなくなります。
例えば、日曜日の午後12時に1週間(7日間)の$100の入金制限を設定した場合に、翌日の月曜日の午後12時に$100を入金すると、次に入金できるのは翌週月曜日の午後12時以降となります。
制限期間は入金制限を設定した日時ではなく、制限設定後に入金した時間と金額で計算します。
2、ゲームプレイ時間制限
ゲームプレイ時間制限では、プレイ中に設定した時間を経過するとポップアップメッセージが表示され、「ゲームプレイを続行しますか」と聞かれます。終了することもできますがそのまま継続してプレイすることもできます。最大240分まで設定可能です。
時間制限と違う所は、制限時間に到達しても自動的にログアウトは行われません。
3、時間制限
ゲームプレイ時間設定では抑えが聞かない場合にこちらの「時間制限」を設定すると、さらに抑止効果が高くなります。
1回のログインでプレイできる時間を1時間単位で設定し、制限時間になると通知がきて自動的にログアウトされます。
ログインすれば新たにプレイを再開することができますが、強制的にストップさせられる点がプレイ時間制限とは少し違いがあります。
4、ロス制限
ギャンブルでは勝つこともあれば負けることもあります。毎日ログインして毎日勝ち続けられる人がいたならそれはある意味異常です。
負ける時のことも考えて、その時のロスを少しでも少なくしようというのが「ロス制限」です。
ロス制限は、設定した日数間の最大合計負け金額を設定することができます。ここまで負けたら止めるという設定です。設定した制限額になるとポップアップメッセージが表示され、翌日まで強制的にログアウトされログインできません。
ロス制限で設定した金額は、プレイ中に獲得した勝利金も含まれます。
例えば、$100のロス制限を設定し、$50負けた後$60勝った場合、ロス制限は一時的に$110になるのです。
5、ログイン制限(設定要注意)
遊雅堂では、「ギャンブルに関連する問題をお持ちの方や、その傾向があると感じている方は、ログイン制限によるアカウントの凍結をお選びください。」とあります。
この設定により、一定期間または無期限にアカウントへのアクセスを制限することができます。
それだけ厳しい設定ともいえます。
ログイン制限を使ってアカウントを凍結した場合には、設定期間を過ぎるまでアカウントを再開することは不可能となります。
自己除外として凍結したアカウントに関しては、設定期間を経過してもアカウントは引き続き凍結され、アカウントの再開審査を望むときはアカウント再開手続きが必要となります。
6、退会
遊雅堂はじめパートナーサイトのサービスへの不満が理由で退会を希望する場合には、ドロップダウンメニューがあるのでそこから退会理由を選んでくださいとあります。
今後のサービスの向上に役立たせる為との事。
普通は退会するとアカウント再開というのは難しい場合がありますが、このオプションからの退会手続き・アカウントの閉鎖の場合には、その後いつでもアカウントを再開することが可能となっています。
遊雅堂のギャンブル依存症に対する自己規制ツールによるサポート まとめ
このように遊雅堂の自己規制ツールは思うように設定が可能で、それに対して規制が有効に働くことがわかりました。
しかし、一方で規制は本人が行い本人の意思で設定範囲を決めるしかありません。
自由に設定解除ができたりする項目もありますので、最終的には「意志」が重要になってくるのではないでしょうか。